子育て・教育環境

埼玉県・川口市の子育て支援・教育環境の充実度を調査しました。川口市への住み替えを検討中の子育て世代の方が気になる行政サービスや保育所情報もご紹介します。

平成27年度からは「子育て支援新制度」がスタート

埼玉県・川口市の子育て支援・教育環境の充実度

埼玉県南部エリアの中でも子育て支援が充実している川口市。平成27年度からは「子ども・子育て支援新制度」が始動となり、

1.質の高い幼児教育・学校教育の提供

2.保育の量的拡大、確保

3.地域の子育て支援の充実

に取り組んでいます。

新制度では、小規模保育園の支援を行い待機児童の解消を目指したり、幼児連携こども園制度を進めていくそうで、これまで以上に子育て環境の充実が期待されています。

また、平成30年には市内3校の市立高校を閉校し、県下一の高等学校を目指す新校の新設が決定しており、教育面での将来性もあります。

市民目線の親切・わかりやすい子育てガイド

市役所には「子ども育成課」と「子育て相談課」を設け、子育てに関するあらゆる悩みに応えています。

子育て中のファミリーが知りたい情報を集めたポータルサイト「ママフレ」では育児に関する行政サービス、施設や窓口の案内、保育サポートなどの情報を分かりやすく発信。届出、健康、お金、預ける、学ぶ・出かける、相談する、病院・救急など、埋もれがちな情報もしっかり拾い上げ、市民に届けているのは好印象です。

また、子育て中のパパ・ママのバイブルとなるのが「川口市子育てハンドブック」(ホームページからDLも可能)です。全84ページもある充実の内容で、川口市内の子育て関連施設の情報や遊び場、幼稚園・保育所情報、など、「ママフレ」同様に分かりやすく記載されています。

子供がいる家庭へのサービス

川口市は、子供がいる家庭を対象としているサービスが多く、子育て支援が充実しています。初めての妊娠・出産の方に最適なサービスが、「こんにちは赤ちゃん事業」です。こんにちは赤ちゃん事業とは、生後4ヶ月までの乳児のいる家庭に、赤ちゃん訪問員が訪問して、子育てに関する不安や悩みなどの相談ができるサービスです。
子育ての知識や経験がないと、強い不安を感じてしまいますし、知らない内に間違った子育てをしてしまう可能性もあります。このようなサービスがあると、楽しく育児ができますし赤ちゃんの健やかな成長も期待できます。

川口市は、家庭児童相談室も設けています。家庭児童相談室では、子育てに関することはもちろんですが、夫婦間での悩みなどの相談にも乗ってくれます。人には相談しづらい悩みがあるなら、家庭児童相談室に足を運ぶと良いでしょう。毎週月曜日~金曜日8時30分~17時15分が受付可能時間で、土日祝日は休みとなっています。子供のしつけ、学校でのいじめ、子供を養育するのが難しい、など幅広い相談に対応してくれます。具体的な子育ての方法を教えてもらえるペアレントトレーニングも行っているので、子育てが難しいと感じた時は有効活用すべきです。

「子育て安心ダイヤルかわぐち」や「子育て応急ダイヤルかわぐち」などの、24時間インターネット電話情報サービスもあります。子育て安心ダイヤルかわぐちは、妊婦や子供の健康、子育ての方法などのアドバイスを電話やインターネットで得られるというものです。
子育て応急ダイヤルかわぐちは、子供の事故防止の方法、事故が起きた時の応急手当などに関するアドバイスを電話やインターネットで得られるというものです。
24時間対応しているので、情報を知りたいと思った時に、すぐに繋がるのでとても便利です。利用方法は簡単で、電話の場合は指定の電話番号にかけて、インターネットの場合はホームページを開くだけです。子育て安心ダイヤルかわぐちの電話番号は「048-253-8011」、子育て応急ダイヤルかわぐちの電話番号は「048-253-8555」です。

川口市の独自の取り組みとして、最もユニークなのが、「プレイリーダーがいる公園」でしょう。プレイリーダーとは、子供が楽しく遊べる環境を作る人のことです。前川第6公園と南平児童交通公園にプレイリーダーがいる日は、ベイゴマやこま、けん玉などをして遊ぶことができます。プレイリーダーがいる曜日は、火曜日、水曜日、木曜日、土曜日です。土曜日は、工作や自然体験など、学校や家ではなかなかできないような遊びができます。基本的に手続きは不要ですが、イベントによっては事前申込みが必要な時もあるので、イベントに参加する際は確認しておきましょう。
前川第6公園では、ターザンロープを設置して子供が遊べるようにしたり、一緒にトンネル掘りをしたりして、いつもより派手に楽しめるお祭りを年に3回開催しています。南平児童交通公園では、バッテリーカーや自転車の貸出し、乗り方の指導を行なっています。親子で一緒にサイクリングを乗ったり、自転車の正しい乗り方を学んだりすることができます。

遊びの場、教育施設、スポーツセンターが充実

川口市といえば、子どものための遊び場や教育施設が充実しているのが特徴。川口市の北部にあり、日本の都市公園100選に選ばれている「川口市立グリーンセンター」は、植物温室や巨大滑り台、アスレチック、流水プール兼アイススケート場などがあり、休日になるとたくさんの家族連れでにぎわいます。

ほかにも、科学の不思議を体験できる「科学館サイエンスワールド」、自転車の貸し出しや乗り方を教えてくれる「児童交通公園」などの施設も充実。プール付のスポーツセンターの数も多く、市内に9箇所もあります。

ユニークな取り組みとしては、市内2か所で行われている「プレイリーダーと一緒に遊ぼう」という活動。こま、竹ぽっくり、手押し車などの昔ながらの遊びを体感できるほか、絵本の読み聞かせなども行っています。図書館や公民館の充実度も県下トップクラスです。

子育てで気になる医療制度については、残念ながら2014年10月以降、支給制限が設けられてしまいましたが、条件を満たせば中学生まで医療費が無料になります。

また、3歳までの子供を対象にした「フッ化物塗布」の助成もあります。フッ素治療は自己負担扱いとなる場合が多いため、これは嬉しい制度ですね。

ほかにも、3人乗り自転車を月額500円でレンタルする制度や、チャイルドシートの貸出・購入補助などもあり、きめ細かなサポートが整っています。

親子で利用できる施設

川口市内には、親子で利用しやすい施設がたくさんあります。川口市民の憩いの場となっているのが、「リリアパーク(川口西公園)」です。駅のすぐ近くにあり、川口駅西口を出て、そのまま真っ直ぐに進み、大きな階段を下りると到着します。スロープで下りることもできるので、ベビーカーでも楽に行けます。
園内に入り、散布道を歩くと、大きな複合遊具が見えてきます。岩場や棒、滑り台などがあり、色々な方法で楽しむことができます。小さめの複合遊具もあるので、幼稚園ぐらいの小さなお子様でも安全に利用できるでしょう。小さな滝や池があるため夏場は水遊びができますし、春になると綺麗な桜が咲くため、お花見ができます。

スポーツ好きの親子には、大型スポーツ施設の「青木町公園総合運動場」がおすすめです。西川口駅から徒歩12分の距離で、陸上やランニング、野球、テニスなど様々なスポーツができる施設となっています。111台収容できる駐車場もあるので、車でもアクセス可能です。
夏季限定で一般公開されるプールは、埼玉国体が行われるほど本格的な仕様となっています。水深2メートルの25メートルプール、50メートルプールが揃っているので、親子で泳ぎを楽しめます。利用料は、3時間小学生100円、中高生160円、大人210円です。営業時間は、9時~16時で、月曜日が定休日となっています。

イオンモール川口前川店には、魅力的な室内テーマパークがあります。「遊キッズ愛ランド」「ちびっこ学園」などです。遊キッズ愛ランドは、全世界35ヶ所以上にある室内遊園地で、遊具が動くのが特徴です。遊キッズ愛ランドにしかないような遊具がたくさんあり、全身の身体を動かしながら遊ぶことができます。利用料は子供1名、平日時間無制限600円、土日祝日1時間600円となります。
ちびっこ学園は、大型道具が多数揃っている遊び場で、遊キッズ愛ランドと同じように身体を動かして遊べます。昇り降りができるキャッスルハウスや、女の子が大好きなおままごとができるキッチン、男の子が大好きなロックやエアキャッスルなどの大型遊具などがあります。家や公園にはない特別な道具があるので、飽きずに楽しめるでしょう。利用料は、子供1人200円で、付き添いの保護者の料金はかかりません。

家電や書籍、生活用品などの店舗が多く揃っている「ララガーデン」も、親子で楽しめる施設の1つです。子供向けのショップが大語り、親子で楽しめるイベントを頻繁に実施していたりするので、親子揃って楽しめるショッピングモールとなっています。
子供服を取り扱っているお店が非常に多く、「シューラルー」「アカチャンホンポ」「マザウェイズ」「ECO&KIDS AKIRA」などがあります。また、休日には「アンパンマン」や「かいけつゾロリ」などのアニメキャラクターのショーを行っていることも多いので、アニメ好きの子供なら楽しめるでしょう。交通アクセスは、京浜東北線川口駅からバスで約6分、西川口駅から徒歩約18分、埼京線戸田公園駅から徒歩約25分。営業時間は10時~20時。

川口市の保育園・幼稚園の現況、待機児童は?

共働き世帯が気になる保育所や幼稚園の状況ですが、川口市では市が認定する保育園、幼稚園(私立幼稚園はのぞく)などに複数の子どもが通う場合の保育料を、最も年齢の高い子どもは全額負担、二人目の子どもは半額負担、3人目以降は無料としています。これは大きなメリットだと言えますね。

保育所の数も公営が30ヶ所、公設民営保育所が11ヶ所、私立保育所が45ヶ所と充実。そのほかに小規模保育所や、市内に42園ある私立幼稚園など、預け先に関してはさまざまな選択肢があります。待機児童はやや増加傾向にあるものの、新制度の取り組みによって徐々に解消されているようです。