一戸建て編

建売の新築戸建て、分譲戸建て、中古戸建てを購入する時のポイントを解説。物件の選び方やチェックポイントなど、購入のノウハウをご紹介します。

新築一戸建て・中古一戸建ての選び方

戸建ての購入はマンションよりも慎重な判断が必要と言われています。複数の入居者がいて心強いマンションに比べて、一国一城となる戸建ては「居住性」の判断が非常に重要となるからです。

戸建ての場合、新築・中古に関わらず立地や広さ、価格だけで判断するのは危険です。同じエリア内で同価格帯の物件でも建物のグレードには格差があるため、建物のグレードはしっかり確認しておく必要があります。

では、どのように良い物件を見分ければいいのでしょうか。新築物件・中古物件を選ぶ際のポイントをまとめてみました。

新築一戸建てを購入する時の注意点

新築一戸建ての分譲は、売主(建築会社等)が仲介業者に販売を委託しているケースが多く、その場合は複数の不動産会社が仲介しています。物件を見る際には次のポイントを重視しましょう。

1.土地と建物のバランス

立地や周辺環境が良くても、建物のクオリティが良くない場合は快適に住めません。また、建物が良くても地盤が悪かったり住環境が悪い土地は長く住み続けるのに適していません。土地が高いからと建物を安くしたり、建物が高級でも地盤や住環境が悪い物件は避けるようにしましょう。

2.設計図面が整っているか

将来、リフォームをする際に新築時の図面が必要になります。また、図面が無いと物件の価値が下がってしまう要素にもなります。新築建売の場合は設計図面が用意されていないケースもありますが、設計図面は必ず受け取るようにしましょう。

3.災害のリスクがないか

当たり前のことですが、地盤が悪い土地は論外です。地震はもちろん、土砂災害や浸水のリスクもあります。一戸建てを購入する際は、ボーリング調査のデータや、過去の土地利用の経歴を確認しておきましょう。

中古一戸建てを購入する時の注意点

中古一戸建ての魅力は、お得な価格で購入でき、しかも自分流にリフォームできること。

しかし、リノベーションの規模によっては割高になってしまいますので、資金計画まで含めてトータルに提案してくれる業者を選ぶことがポイントとなります。業者を選ぶ際は、提案力の高さを比較してみましょう。

中古一戸建てを購入する際は、次のポイントを確認してください。

1.地盤調査や耐震性

中古一戸建てでは、建設時期、地盤、メンテナンスの有無を必ず確認しましょう。1981年以降に建てられている物件は、一定以上の耐震性を持っていると考えられています。

さらに、2000年にも耐震基準の改変があり、木造戸建て住宅の耐震レベルが引き上げられています。最低でも1981年以降、できれば2000年以降の物件だと安心です。

また、地盤では、軟弱地盤、造成地の盛土部分、液状化しやすい箇所に該当するかを確認しておきましょう。自治体のホームページにハザードマップがなければ、建築課に問い合わせてみましょう。

2.適切なメンテナンスがされているか

外壁や屋根、その他の設備など、メンテナンスをしていないと建物自体が老朽化してしまいます。特に、外壁や屋根などは、少しヒビが入っている程度に見えても内部の腐食が進んでいる場合もあります。メンテナンスの時期や内容は必ず確認しておきましょう。

3.リノベーションの提案の質

業者選びに関することになりますが、建物自体の状況や予算、ライフプランに合わせた柔軟な提案をしてくれる業者との連携が、購入成功のカギとなります。

何でも「できます!」という業者よりも、「できること」と「できないこと」を明確に提示しながらアドバイスをしてくれる業者を選ぶようにしてください。